ADHD・ASD社会人のための処方箋

発達障害の方向けの転職・仕事術に関することを書いています

【ADHD】職場で発達障害を打ち明けるべきか

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よく発達障害者向けの指南本に、職場に発達障害であることをさらけ出して業務に配慮するべき、といったことを進める記述があります。発達障害者にとって、仕事をする上で環境は非常に大きく職業人生を左右してくるでしょう。上司や同僚が、発達障害について知見を有し、理解があればきっと配慮もしてもらえ働きやすさの向上に繋がるはずです。パフォーマンスが上がるのであれば、率先して業務の改善を行う動機はあるでしょう。しかし、実際には発達障害について理解がある人は稀で、そもそもそのような病気の存在を知る人は皆無と言えます。ADHDなんて、聞いたこともないでしょう。つまり、カミングアウトしたところでマイナスの影響の方が大きく、リスクがあると私は考えます。
 
発達障害をカミングアウトしたら一蹴された話
私は現職で、事務処理の酷さに、上司の理解を得ようと自身がADHDであることを打ち明けました。ひょっとしたら、理解してくれて何かしらの手を差し伸べてくれるかもしれないといった甘い考えがありました。反応は、「いやいや、病気のせいにするなよ。お前のやる気や他に改善の余地はいくらでもあるだろ。病気なら会社辞めるのか?」と一蹴されました。コンサータを服用していることや、それが処方箋がないと入手できないこと、病気の特性も説明しましたが、返って私への信用が低下した気がしてなりませんでしたね。
 
一部のケースを一般化するつもりは毛頭ないですが、やはり発達障害に対する世間の理解度は知れていると思います。医学会の偉い人たちも、発達障害の認知度についてよく警告されてますし。特に、そこそこ年齢を重ねた根性論大好きな論理的思考力の欠如した人々には到底理解されない病気の1つな気がします。私の結論としては、職場でのカミングアウトはあまりオススメはしません。
 
義務教育で、発達障害を学ぶ機会があり、幼い段階での検査で自身の特性を把握でき、個々に合わせた適切な生きるスキルを身に付けることができる社会になれば、我々は随分と生きやすい社会になるのにねー、と思います。