ADHD・ASD社会人のための処方箋

発達障害の方向けの転職・仕事術に関することを書いています

【ADHD】発達障害者が転職に臨む際に重要な◯◯力とは?

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さあ、転職しよう!と思い立って、持ち前の多動性を発揮し転職エージェントに数社登録し、営業マンの口車に乗せられ結局前職と同じような環境の新天地で「あれ、前の会社の方がまだマシかも・・・」と後悔する方は意外と多いのではないでしょうか。転職失敗の元凶は様々な要因がありますが、我々発達障害者が最も意識すべき重要な点は「準備力」と断言できます。
 
なぜ「準備力」が必要か?
ADHDの方は、とにかく衝動的な行動が目立ちます。ゆえに、準備や段取りといった「一度立ち止まって考える」ということが苦手です。故に、様々なシーンで効率の悪さが露呈します。事務処理だとチェックをすっ飛ばして稟議書が何度も差し戻される、営業だと見込みの薄い顧客に非効率なアプローチを続け成果が出ない・・・なんてよくある話かと思います。ようは、逆算して効率よく物事をこなす準備力が必要なんです。
 
準備力の欠如は、人生を左右する転職活動で如実に顕在化します。自身のスキルの棚卸をしない、転職先の業界・企業の事業内容をろくに調べない、エージェントの有効な活用法、面接での受けごたえ・・・上げればキリがないですが、準備をしっかりするのとしないのでは得られる結果に雲泥の差が生じます。転職を思い立った時は、休日に予定を入れずじっくり考える時間を確保することをまずはするべきです。A4のノートに、自身の頭の中の靄を書きなぐってみましょう。紙に自分の思考を投影することで、頭の中の考えがよくまとまります。そして、ひたすら情報収集しましょう。面接の立ち回り方や、転職市場の状況、転職希望の業界研究・・・これらをネットや書籍で調べまくります。ここまでやれば、あとは実践あるのみです。
 
私は人材業界の人間なので様々な求職者を相手にしますが、情報弱者は例外なく足元見られますね。転職市場は、ただでさえ情報の非対称性が大きい上に、理論武装して対策をしないとエージェントには舐められ人事担当者には買い叩かれます。如何にして自身を売るのかは、またの機会に記事にしようと思います。まずは、しっかりと考える余裕と時間を確保しましょう。