ADHD・ASD社会人のための処方箋

発達障害の方向けの転職・仕事術に関することを書いています

【ADHD】転職する際に知っておきたいこと。惰性に生きてきた人の末路

ADHDに悩む方は、適応できる仕事が少なく(というかほぼ存在しない)幾度となく転職を繰り返してしまう場合も少ないと思います。私は、人材業界に身を置く人間なので、様々なキャリアを有する方々を見てきました。

 

いい大学をでて、有名企業に就職し転職市場でも引く手あまたな人もいれば、なにも自助努力をしてこず、特に秀でたスキルや経験もなくただただ年を重ねてしまったロースキル人材・・・。人材業界で働くと、キャリアの格差をまざまざと見せつけられると同時に背筋が伸びます。特に、ロースキル人材の方々と接していて思うのが、彼ら彼女ら、全く頭を使ってないんですホントに。よって、職場を変える際に非常に苦労します。将来を見据えた職種選びをしてこなかったため、30を超えたら一気に選択技が無くなります。20代は、若いという非常に強力な武器があるため未経験の業務内容の求人にも案外マッチングすることがあります。しかし、30を超えたあたりから企業から要求されるスキルが上がるので、彼らは総じて苦労します。未経験のおっさんおばさんなんて、扱いづらくてしょうがありませんし、誰も雇いたいなんて思わないんです。そんなロースキル人材に限って、いい年して未経験の仕事にジョブチェンジなんて考えたりします。転職市場のことを、知ろうともしないんですね。

 

なにが言いたいかというと、ADHDの方々で転職を考えている場合、安易な転職はオススメしないということです。考え無しの転職は、ほんとに人生ダメにする可能性が非常に高まります。別に、仕事を変えること自体を否定する訳ではありません。世の中には、ジョブホッパーなんて言われる、半年〜1年ほどの短期間で転職を繰り返す人がいて、転職する度に年収を上げている猛者がいます。しかし、恐らくほとんどのADHDもちの、社会に適応しにくい方々は、同じように短期間の転職で自身のスキルや収入を高め続け、引く手あまたな市場価値の高い人材になるのは難しいのではと考えています。

 

自戒を込めてですが、将来のキャリアプランをしっかり考え、戦略的にキャリアを構築していくことが、我々ADHDもちの人生にとって必要なスキルなのではないかと思います。