ADHD・ASD社会人のための処方箋

発達障害の方向けの転職・仕事術に関することを書いています

【ADHD】注意散漫を改善したい・・・注意力を取り戻す仕事術とは??【疲労編①】

注意散漫の原因に一つに、疲労の蓄積が挙げられます。特にADHDの場合は、過集中という特性上、自身の疲労感に気づきにくい側面があります。よって、効果的に疲労の蓄積を意識的に予防することが重要になってきます。

 

ここでは、そもそも疲労って何?という基本的な疲労のメカニズムをご紹介します。まずは、何が原因で疲労が生じているのかを理解し、具体的な対策へ移りましょう。

 

■疲労とは、生体アラーム機能

動物は、自身の生命を適正に維持するため様々な防御機能が備わっています。生体アラームもその一つ。これは、「これ以上、体を酷使し続けると体に異常が起こりますよ」というサインなんです。生体アラームには、疲労の他に痛み、眠気、発熱、寒気、また飽きなどがあります。風邪を引いた際の症状は、典型的な生体アラームの機能です。常日頃から、自身の疲労に敏感になる必要があります。

 

■過集中が疲労をマスキングする

ADHD特有の過集中は、蓄積している疲労をマスキング(隠す)場合があります。何かに熱中している時、痛みや疲れが感じにくく、タスクを処理した途端どっと疲れが・・・なんて経験、1度はあるかと思います。自身の疲労に敏感でないと、取り返しが付かなくなる可能性もあります。「過労死」なんて、このマスキングによる典型的な弊害の一つです。

 

■疲労と疲労感は違う

実際に体が疲労していることと、脳が感じる疲労感は実は別の概念です。上記のマスキングがいい例ですが、実際に疲れていても疲れを感じない(生体アラームが機能しない)場合があります。ある日突然過労死する、みたいなことがおこらないためにも、自身の生体アラームには敏感になっておくべきです。

 

いかがでしたでしょうか。以上が、疲労について理解しておくべき基本的な知識になります。次回から、具体的な疲労による注意散漫の対策方法をご紹介していこうと思います。