ADHD・ASD社会人のための処方箋

発達障害の方向けの転職・仕事術に関することを書いています

【ADHD】転職したい!けど、今の仕事本当にやっていけないのか?

今の仕事が限界で、早く環境を変えたい・・・ADHDの方には特に顕著な悩みの一つに、仕事の適性が挙げられます。しかし、安易な転職は人生という長いスパンで見ると避けたいもの。失敗する可能性が高く、年を取った際に自身の首を締めることにもなりかねません。現職に苦しみ仕事を変えようとお考えの方へ向けて、人材業界で働く筆者の立場から、今一度今の環境でやり過ごすことは出来ないかを内省する方法を3つご紹介します。

 

①自分は何が苦手なのかを把握する

真っ先に取り組むべきことは、現状の確認です。今一度、自身の業務の何がネックを確認します。私は、とにかく事務処理が苦手でした(ADHDのほとんどの方が苦手かと思います)。スペルミスやタスクの処理が追いつかないなど、絶望的に事務仕事が回せませんでした。初めに課題を把握することで、解決策を打ち出すことが出来ます。ノートに、手当たり次第自身の苦手なことを書き連ねてみましょう。

 

②苦手な業務の改善方法を確立する

私は、流石にこのままでは潰れると思い、事務関係のビジネス書を読み漁りいくつか方法論を改善してみました。課題はわかっているので、あとは改善を繰り返すだけです。劇的に仕事が楽になったとは言い難いですが、確実にミスは減りましたし、何より気持ちが楽になりましたね。転職する前に、できることは全て試みてみましょう。

 

③それでもダメな場合は

どれほどPDCAを回したところで、苦手なことが完全に克服される場合は稀でしょう。キャリア論では、「やりたいこと」より「できること」を重視する論調が多数派です。鬱などの2次障害が起こっては元も子もありません。どれほど改善を試みても限界と感じた時は、部所や業務の異動・変更を会社へ依頼しましょう。実際には願いが叶う場合は稀なので、転職を決断するタイミングはここでいいと思います。

 

いかがでしたでしょうか。転職にはリスクを伴うので、まずは現職を続ける方法を模索しましょう。発達障害であることに理解を示せる上司や会社は皆無といっていいので、部所異動はあまり現実的ではありません。どうしても無理と感じた場合は、素直に転職しましょう。