ADHD・ASD社会人のための処方箋

発達障害の方向けの転職・仕事術に関することを書いています

ADHDに最適化されたキャリア戦略とは?

ADHDに向いた仕事に関しては、我々当事者にとって実に興味深いトピックスでしょう。健常者と比較して、できないこと・苦手なことが多く、ホントに向いている仕事なんてあるのか??と疑問を抱きつつも目の前の業務と格闘されている方が大多数ではないでしょうか。私は人材業界で働いているので、様々な職業に触れる機会が多いのですが、正直なところADHDに向いてる仕事なんてないのでは??と感じています。

 

食べていくために、働かなければいけない
しかし、我々は生物なので、雨風をしのぎ食べ物を食さなければいけません。我々ADHDに最適化された生存戦力が存在すれば、これほど心強いものはないでしょう。人材業界で働く人間の観点から、ADHDの方へ向けた職業人生の心構えをリストアップしました。

 


安易に辞めない

人材不足により労働市場流動性も高まっていますが、勢いに任せて安易に退職することはオススメしません。個々人のケースにより一概に言えませんが、滞留年数の少ない状態での退職は、あなたの履歴書に一生の「傷」として残ります。短期の派遣やアルバイトでない限り、企業は労働者に末永く高いパフォーマンスを発揮してくれることを期待しています。短期での退職経験というのは、人事担当者にとって無視できない懸念材料ということは、しっかり理解しておきましょう。

 

 

「やりたいこと」より「できること」を仕事にする
ADHDの方にとって、健常者よりもあらゆる面で困難な業務が多く、それ故解雇や転職回数を重ねてしまう方も珍しくありません。現代の知識社会では、ADHDにとって不適任な仕事が大多数でしょう。巷に散見される「ADHDに向いてる仕事10選!」みたいな記事なんて、なんの参考にもなりません。ADHDの得意とされるクリエイティブな業務なんて、仕事の大きな割合で事務的な付帯業務が占めています。ADHDに向いている仕事に関しては、また別途記事を書こうと思います。

 

 

汎用性の高い職種を選ぶ
ADHDの人は、転職回数が多い傾向があると前述しました。つまり、転職先でも使いまわせるスキルがあると、転職先の選択技も広がりリスクを軽減できます。世の中の仕事の7割が「営業系」、2割が「技術系」残り1割が「管理系」と言われています(時代により変動するでしょうが)。ADHDの場合は他の発達障害と異なり、言語能力に優れている方が多いです。会話で言葉がスラスラ出てくる人は、是非営業職をオススメします。

 

我々ADHDにとって、仕事選びは人生にとって大きな問題です。最も大事なポイントは、「できることを仕事にする」です。志向性より適性で仕事を選ぶべきです。ADHDキャリアプランについては、今後も当ブログにて定期的に議論していこうと思います。